シュートが飛ばない・フォームが汚い
この問題は特に中高生に多いのではないでしょうか。NBAやプロの選手を真似して頭の上からかっこよくシュートを打とうとしても思うようにいきません。私自身も中学時代はシュートが飛ばず、汚いフォームで無理やり頭の上から投げていました。しかし無理なフォームでシュートを打つのは禁物です。悪い型がついてしまい修正するのが大変です。
シュートにはある程度の筋力の必要ですが、下半身の力上手く上半身に伝達させるのがコツです。と言っても難しいので、十分の筋力がつくまではリリースポイントを下げて打つことをお勧めします。
そうすることで、飛距離を伸ばしつつ、悪い癖がつかないようになります。私も安定したシュートフォームが完成したのは高校2年生の頃でした。特に、長身の選手ほど筋力の発達が遅い傾向にあるのでシュートが届かないことは仕方のないことです。
体力が持たない
バスケットは常に、低い姿勢を保ち、走ったり、ジャンプしたりの繰り返しです。そこにコンタクトも加わってきます。非常にハードなスポーツです。40分間、全力でパフォーマンスをすることはプロの選手でも難しいです。ではなぜプロの選手は長時間高いパフォーマンスを維持できるのか。
それは抜くところをわかっているからです。バスケ歴の浅い初心者はこの抜きどころを分かっていないことが多いです。これは言ったらすぐできるものではなく、試合を通して徐々に分かっていくのもです。
私自身もこの抜くという概念が無く、常にエンジン全開の状態を維持していました。その結果誰よりも早くスタミナがなくなっていました。もし体力がないと思いこんでいる人は抜くポイントに意識してみてください。
上達しない
アバウトな内容ですが、深い悩みの一つです。私自身も小中学生のころは練習しても全く上達できませんでした。それはコーチや監督がバスケ素人で効果的な練習がなされていなかったという背景があるからです。
自分1人で上達することは極めて難しいです。練習に目的を持たずマンネリ化したメニューをこなすだけでは、ただの筋トレと同じです。なりたい自分を想像して、練習メニューの意図を考えながら効果的な練習をしましょう。
最後に
私は運動神経が悪かったため他の人よりも多くの悩みを抱えてきました。地獄を見た高校時代に挫折を味わった大学時代。今でこそ「才能があったんだよ」「運動神経いいじゃん」とか言われますが、下手くそだった当時の私を知っている人は決してそんなことは言いません。私は’才能とは継続できること’だと思っています。逆に言えば継続できる人はそれだけ少ないということです。
14年かかって気づいた、バスケットボールが上達するために知っておきたかったこと。
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