バスケットボールにおけるフィジカルトレーニングの重要性は誰もが認識していますが、単に練習量を増やすだけでは目的を達成することはできません。今回は、実際に私が試行錯誤の末にたどり着いた、効率的なフィジカルトレーニングの方法とシュートに必要な筋肉を付ける方法についてお話しします。
効果的な筋トレの実例
私自身、元々痩せ型で高身長だったため、体を大きく、そして強くすることに注力しました。効率的な筋トレ方法の模索と改良を経て、わずか半年で体重を6キロ増加させ、バスケットボール選手として理想的な筋肉を構築することができました。体重は78キロから最大93キロまで増加し、ベンチプレスの最大重量も120キロまで向上しました。
筋トレの目的の違い
筋トレには主に次の3つの目的があります。
- フィジカル面の強化:競技力向上に必要
- セルフイメージの強化:ユニフォームが似合う体づくり
- シュートの飛距離やジャンプ力向上:能力の強化
これらの目的に応じて、トレーニングの種類やアプローチが異なります。例えば、ユニフォームが似合う体を目指すなら、特定の筋群を強化する必要があります。
フィジカルトレーニングの基本
フィジカルトレーニングには以下の基本メニューが推奨されます。
- スクワット
- ベンチプレス
- 体幹トレーニング(フロントブリッジなど)
- 懸垂
これらはフィジカル強化のための基本であり、多くの場合、これらの基本的なトレーニングが最も効果的です。
セルフイメージの強化
ユニフォームを着た際に自信を持ってプレーするためには、特に上腕三頭筋や肩の筋肉を強化することが有効です。具体的なトレーニングとしては、ショルダープレスやサイドレイズ、ナローベンチプレスなどがあります。
シュートとジャンプ力の向上
シュートの飛距離やジャンプ力の向上には、腕立て伏せやキックバック、ナローベンチプレスなどが有効です。これらのトレーニングは、下半身から上半身への力の伝達を効率よく行うために必要です。
自宅でできるトレーニング
器具がない場合でも、腕立て伏せや体幹トレーニング、懸垂などを通じて、フィジカル面の強化やセルフイメージの向上に役立つトレーニングが可能です。
トレーニング後のプロテイン
筋トレ後のプロテイン摂取は効果的ですが、筋トレをしていない場合の摂取は推奨されません。プロテインの種類によっても効果に差がありますので、自分に合ったものを見つけることが大切です。
効率的な筋トレと適切な栄養摂取によって、バスケットボールのパフォーマンスを向上させることが可能です。自分の目的に合ったトレーニングを見つけ、地道な努力を続けることが重要です。
最後に
私は運動神経が悪かったため、他の人よりも多くの悩みを抱えてきました。また、気が弱く内気だったこともあり、苦労の数は誰よりも多いと思っています。地獄を見た高校時代に挫折を味わった大学時代。今でこそ「才能があったんだよ」「運動神経いいじゃん」とか言われますが、下手くそだった当時の私を知っている人は決してそんなことは言いません。私は「才能とは継続できること」と思っています。逆に言えば、継続できる人はそれだけ少ないということです。
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